現在、SHIZQブランドを削れる唯一の職人は64歳。
私たち神山しずくプロジェクトが挑戦しているのは、
山や川、そして人の意識を変えていくこと。
5年10年で終わってしまっては意味がない。
活動を続けていくためには、
次の担い手を育てていかなければなりません。
そんな課題に焦る中、「しずくの職人になりたい」と
2017年4月、職人候補として27歳の男性が
大阪から神山町へ移住してきました。
彼は自分の仕事場となるしずくの木工所「SHIZQ LAB.」の
立ち上げから関わり、現在は職人の指導のもと、
刃物をつくる刀鍛冶から木工ろくろの技術を学んでいます。
SHIZQ LAB.は貴重な技術を育て、
受け継いでいく場所として稼働していきます。